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種族 ローキリック.jpg
ローキリック イメージ
NPC 種族情報
Roekillik
大  分  類 知的生物
ロア&レジェンド ロア&レジェンド:ローキリック
カテゴリー NPC モンスター ネームド イメージ

このテンプレートについて


ラトンガと見分けるのが難しい齧歯類。ローキリックは全てアルビノ種である。

主な生息地編集


未来への投資編集

「いくらなら売ってくれる?」

「全部込みでか?」アシャーグルは頭の中で自分の儲けを電卓のように弾き出していた。買い手は明らかにイライラとしていたが、まだ我慢の限界という表情ではなかった。少なくとも、今のところは。彼らとの交渉は1週間前に一度決裂していた。だが、彼らはまた戻ってきた。しかも今度は前回よりもさらにねばってくるのだ。既に相手の足元を見てしまっていたアシャーグルは通常の値段に35%ほど上乗せした価格を提示した。もし断られて値切られたとしても、それでも彼には十分儲けがくるとわかっていた。

「仕方ない、その金額で良いだろう。コインは銀行へ直接送ることにする。この巨額を財布で持ち歩くには、なにかと不便だろう」

少し不機嫌そうな唸り声をあげながらアシャーグルは言った。「別に疑ってるわけじゃないが、よければ今その金額の一部を先払いしてもらおうか。この鉱山は俺の唯一の稼ぎ口だ。ネズミとの口約束だけで全てを失うわけにいかないからな」

これが気に障ったのか、買い手の赤い目が少しピクリと動いた。しかし彼は何も言わなかった。長い鼻の上に黒い眼鏡をかけた彼は、アシスタントへ「1時間以内に売り手の金庫に金額の一部を振り込むように」と指示した。

一部金だけでも十分なくらいだ、とアシャーグルは思った。彼はもう長年この鉱山を所有していたのだが、その間儲けがでることなどほとんどなかった。昔は、武器や装飾品に使用されるカッパーが大量に掘り出された時期もあったが、今は一定の深さまで掘らないとカッパーは手に入らない。採掘のための費用が、カッパーを掘り当てた時の儲けを遥かに上回っていた。早くこの鉱山を売り飛ばさないと自分が破産してしまう、とアシャーグルは悟った。

ラトンガに似た小さな白いネズミ達が現れ、鉱山の状態について色々問い合わせてくるようになったのは、つい2週間くらい前からのことだった。アシャーグルもラトンガは当然見たことはあったが、この小さな白ネズミのような種族は今まで見たことがなかった。ラトンガが現れる遥か前にノーラスに住み着いていたというネズミ達の話が、アシャーグルの頭をよぎった。しかし、これは自分が子供の頃に聞かされた、単なるおとぎ話だと思っていた。

だが、このネズミ達が何者であろうと、鉱山を買い取ろうと言ってきているのは事実だ。この鉱山を売り飛ばせたらアシャーグルも晴れて引退して、泥臭い鉱山の中には二度と足を踏み入れなくてもよくなるのだ。ネズミ達はお互いに嬉しそうにヒソヒソと話し会い、チョロチョロ辺りを駆け回った。よくわからないが興奮した様子の彼らは時々足を止め、口を大きく開いたまま辺りの景色をボーっと見渡していた。

「掘るのが好きなんじゃないのか?」アシャーグルは横を通り過ぎる1匹のネズミに話し掛けた。「お前達ネズミは地上に出ることを嫌っていると思ったが……」

話しかけられたネズミはびくりと飛び上がると、さっと横に飛びのいた。「そうそう。外に出るのは嫌いなんだよね。しかし鉱山はとっても広い。まだまだ掘れる場所がたくさんある」ネズミは答えた。

すると今度は落ち着きのない白いネズミがまた1匹足を止め、長いヒゲを手で撫で始めた。「早く探し出さねば、翼のご主人たちが……」

慌てて1匹目のネズミがキーキーと鳴きわめき、2匹目のネズミの口封じに入った。「翼のご主人?それは、何のことだ?」アシャーグルが眉間にシワを寄せて問い詰めた。

「気にしないでね。なんでもない」と1匹目のネズミが2匹目のネズミに蹴りを入れながら言った。「アイツはヴァニキの車輪のことを言ってるんだよ。本当にいっつも輪のことばっかり話してる」

「けっ!」擦り切れたレザーのコートをひっかけながら、アシャーグルは不機嫌そうに声を上げた。「輪だか羽だかなんだか知らないが、この鉱山とオサラバできるならもうどうでもいいさ! さあ、俺の金はどこだ?」

すると悪魔のような邪悪な声がアシャーグルの背後で囁いた。「お前の金なら、ここにある」その声を聞いた瞬間、アシャーグルの背筋は凍った。ゆっくりと声のする方へと振り返る。そこには今までの小さな白いネズミとは比べ物にならない大きな黒い影が立っていた。気付くと今まで周りをチョロチョロしていた白ネズミ達もいつのまにか姿を消していた。

アシャーグルは逃げ出そうとした。だが次の瞬間、邪悪な影の鋭い爪が彼の背中に突き刺さり、彼の身を引き裂いた。その強欲さも、恐怖も、そして生命も一緒に……


ワールドイベント:鉱山のミステリー編集

  • コモンランド、アントニカ、オークの荒野といったさまざまな場所の鉱山で、ラトンガに似た小さな白ネズミのような種族が発見されました。
  • 古のアーティファクトを探していると噂される「ネズミ」達。
  • この白ネズミ達の裏には何か邪悪な存在が潜んでいると言われています。
  • ケイノス市民はケイノス港のPearl Honeywineと話しをして、更なる情報を入手しましょう。フリーポート市民はフリーポート北区にいるMareva D'inivに話して更なる情報を入手しましょう。
  • あなたのレベルによりクエストの目的地も変わります。
  • ハイレベルのプレイヤーは難易度の高いシングル・グループ用のインスタンス・ゾーンへ導かれます。このゾーンはライブイベントをクリアした後もプレイすることができます


Play Onlineより

キャッシュInternet Archive: Wayback Machine

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