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正々堂々? くだらん。 背後から敵を刺す方が断然楽しい。 - Sayn Orthani、無法者

ブリガンドは奸智に長けたならず者であり、脅しや力づくといった手法で敵を屈服させるクラスである。

不意をつく攻撃で敵の隙をつき、それによって生じた不快感、恐怖、混乱といった感情を巧みに利用する。

また、ブリガンドの放つ攻撃は、敵に重傷を与え、反撃する気を失わせる威力を持つ。

ブリガンドの最重要能力値は敏捷性である。ブリガンドのパワーの最大値、そしてブリガンドがダメージを与える力は、この能力値に左右される。

概要[]

Brigand
  • 略称: BRG、Bri、鰤 etc,,,
  • タイプ: ローグ(スカウト)
  • 属性: 悪
  • 主要能力: 敏捷性、筋力
  • アーマー: チェイン
  • 武器: 打撃武器を除く片手武器・二刀流武器のすべて、弓・投擲武器
  • 盾: ラウンドシールド
  • 毒使用可能

トレーナー[]

特徴[]

“ブリガンドは血に飢えた略奪者であり、油断している相手を背後から襲うのを得意とする。その行動は予測が難しく、意表をつく攻撃で敵を恐怖と混乱におとしいれる。”

ブリガンドは山賊や盗賊と訳される悪のローグ。その狡猾さ・卑劣さは、シャドウナイトアサシンとは一味違う「悪」である。スリに始まり拉致や背後攻撃等、そんな"汚い"攻撃手段には事欠かない一方、弱者に強く強者に弱いという面を持つ悪党、それがブリガンドだ。

その役割はアタッカーデバッファーと言える。 特に敵単体の防御能力全般を弱体化させる能力に秀でているのが最大の特徴。

攻撃[]

特徴であるデバフには、物理系・呪文系の耐性下げや、回避スキル下げ等がある。これにより物理・呪文攻撃の命中精度と威力を大幅に増大させることが可能。 これらのデバフが揃うのはLv50以降であること等から遅咲きと言われている。

アーツについては、バックスタブをはじめとして6種ある背面・側面アーツが主力となっている。 スタンや向き固定ルートを起点にして、背後から一気呵成に打ち込むアーツラッシュ型の戦闘スタイルをとることが多い。

トリッキーなアーツも多く、地面に寝転がって強烈な反撃を行ったり、仲間を命乞いさせたり、直前に自分が使用したアーツをコピーして再使用したりできる。(後述)これらはユニークなだけでなく、プレイの幅を広げてくれている。

オートアタックは他のスカウトアタッカーと違って恒常的に強化することができないため一歩劣る。(アーチブメントの取得によっては恒常的に強化できる) また、アーツの基礎ダメージはレンジャーやアサシンよりも低く設定されている。ただし、前述のデバフがあるので総合的にはアタッカーとしての優劣はつけられない。

防御[]

防御面に関しては、他スカウトクラスと比較すると高い軽減力を持つが、回避力を高めにくい(自己バフや防御スタンスの仕様から)。

GU29以前は「AEを回避する」という強力な常時バフがあったが、現在はProc仕様となり「たまにAEを回避することもある」程度まで弱体化された。

ヘイト[]

ヘイト管理については、ヘイトリスト順位を下げるアーツを標準で2ライン持っているが、レンジャー、アサシン、スワッシュバックラーのようにヘイトを他のプレイヤーへ転送したり、ヘイト自体を削減する事は苦手である。

常時Buffタイプのヘイト下げは「Proc15%で、ヘイト626↓&ヘイト順位1↓が発動」というもの(Lv70時 上級1)であったが、ヘイト順位を下げる効果は取り上げられてしまった(ヘイト量は626からは増加した)。

アピール・フォー・マーシー(後述)という、他人のヘイト順位を下げる珍しい短時間Buffを持つ。使い方次第では、ヘイトコントロールの強力なサポートとなる。

ヘイトリスト順位下げとスタンアーツ・高い軽減力を合わせて「跳ねてもすぐタンクに戻す」という特異なヘイト管理も(状況次第だが)あり得る。

また、若干のタンク能力も備えており、少人数Grpではファイターの代役をすることがある。タンク能力は該当するアチーブメントの取得で伸ばすことが可能となっている。

その他[]

トラッキング、早足、Evac、Grp/単体ステルスといった便利スキルを持っている。

攻撃力が高い部類で、アーツの発動条件(背面)が自力でクリアーできるため、ソロ能力は比較的高い。(ハイエンド装備を揃えた場合のソロ能力は全クラスの中でも高いという意見あり)

Raidではデバフが最大限に活かせるため、デバッファーとしての役割がより強調される。 ただし、あまり得意でない「跳ねないヘイト管理」をしなければならない。

特殊なアーツ[]

ここでは効果がわかりづらかったり、特徴的な効果のアーツについて説明する。全てLv70視点 AAによって取得できるアーツはローグアチーブメントを参照願いたい。

ディスパッチ[]

ディスパッチはBrigandの必殺Debuff。“始末”という意味。 全耐性を-4300する(Lv74 中級Ⅲ)という凄まじいDebuff量だが、背面限定で、効果時間は13秒と短い(AAで17.5秒まで延長可)。このDebuffが入るとダメージが劇的に向上するため、アーツラッシュの序盤に組み込めれば強力である。 Raidではマクロでディスパッチの使用を宣言することが多い(リキャストが1分と短いため、状況によっては省略することもある)。逆に高威力攻撃の使用宣言に合わせて使用することもある。

アピール・フォー・マーシー[]

いわゆる「命乞い」 強い者には弱いという悪党らしさ溢れるアーツ。 味方単体へかける短時間Buffで、「ダメージを受けたら、エンカウンターに対するヘイト順位とヘイト量を下げる」というもの。発動すればほぼ間違いなくMobのターゲットから外れる。インターセプト機能もついていている上、「ファイターには使用できない」という誤使用防止機能まである。 状況を見極めて使えば非常に有効、逆に言うとプレイヤーの状況判断能力が問われるテクニカルなアーツ。有効に使うには、オートアシストではなく、MT(MA)をアシストしてMobを直にターゲットすることが重要になる。 こんなにステキなのに、非常に地味で気付かれ辛いアーツ。これを見ている貴方も命乞いに救われたことがあるかもしれない?!

バンド・オブ・サグ[]

仲間を呼んでタコ殴りするアーツ。おもわず「野郎ども、やっておしまい!」と言いたくなる。3体のPetを一時的(30秒間)に召喚するアーツ。

それぞれブルーザー、アサシン、ブリガンドタイプ(▼▼x3匹という構成)と思われる。敵エンカウンター内のランダムな相手に殴りかかるのだが、殴ってる相手が途中で倒れても勝手にエンカウンター内の他の敵を選んで殴ってくれる点で他の一時Petと異なる。また、一時PetとしてはHPも豊富で、ソロ時にMobを引き受けさせることも可能。

ダブルアップ[]

直近2秒間に使ったアーツ(AA除く)を無詠唱でコピーして再実行する。2個のアーツを使ってダブルアップを適用すると2個のアーツがコピーされて再現される。

攻撃アーツを2発うってダブルアップを適用すれば合計で4発ヒットという事になる。約2秒で4発ヒットもすれば、procやクリティカル判定も含めていくとダメージ量が10,000を超える事になり、序盤でやるとタンクのヘイト量を軽く超えてしまい確実に跳ねる事となる。グループ内では跳ねてしまう事をあえて思いっきりやるのは中々難しい事だが、テンポ良い戦闘を目指すのであればローグならではの小細工的な能力を存分に発揮して上手く運用して行きたい所である。

なお、下記のサイトではKoSのアチーブメントによって詠唱時間を縮めて素早く発動させる事により、適応できるアーツが2つから3つ増やす事が可能、としている。

BRG:ブリガンド ダブルアップの3種同時出力(通常は2種が限界)

GU66で仕様変更され、効果時間6秒の一時Buff扱いになっている。これにより、現在は先にダブルアップを発動してからコピー実行したいアーツを使って行く事になる。

シェナニガン[]

シェナニガン(Ruse系)はいわゆる「騙まし討ち」。みえみえの芝居で敵を油断させ、強烈なカウンターをくらわせるアーツ。悪党は頭も使うのだ。 Brigandのアーツとしては最高(ダブルアップ以外)のダメージ量を誇るが、オープン後から迷走し続けた経歴を持つアーツでもある。

詳細に見ていくと。シェナニガンは大きく2つの効果に分かれる。

1.ダメージシールド型 短時間自己Buff
メレーダメージに反応して3k程度のダメージを1回返す自己Buffがかかる。メレーダメージはターゲットをとっている時以外はほとんど発生しないため、ソロ/小grp時に使用するのが中心となる。grp戦闘時、跳ねてしまった際に使用するのも有効だが、無理に跳ねさせてまで使用するほどの決定的なダメージ源ではない。このBuff中は防御スキルが大幅に低下し、またスタン状態になって地面にノビてしまう。その間、攻撃ができないのはもちろんのこと、敵に呪文詠唱の余裕を与えてしまうこともある。DS効果が1回発動すると効果が終了するが、効果時間(10秒)が経過したり、手動でキャンセルしても終了する。
2.ヘイト順位の上昇
ターゲットのヘイト順位を2上げる。上記の自己Buffがメインなのに、赤い背景で射程制限もあるのはこのためと思われる。通常使用する分にはほとんど意識することはないが、タウントとして考えるとリキャスト1分でこの効果は非常に優秀。例えるならレスキューのリキャストが1/10になったようなもの、と言ったら褒めすぎだが、跳ねても一瞬で同ヘイト量まで並べるのは心強い。タウントとして使う場合は、ダメージシールド部分は即座にキャンセルし、タウントや攻撃アーツを使用するのが良い。

ヴァウント[]

大言壮語して敵を怒らせる、要するにタウント。 ヘイトアップ以外に神聖Buffを消す効果(ディスペル)とインタラプトの効果がついている。極短キャストのインタラプトはそれだけで優秀だが、神聖ディスペルとの組み合わせでプリーストタイプの敵を相手にした時に素晴らしい性能を発揮する。RHやWard、HoTらしき詠唱が見えたら使うようにすると、タイミングが早ければインタラプトが、タイミングが遅ければディスペルが決まってキャンセルさせることができる。

アップデート履歴[]

GU32

  • 「ダブルアップ」でシニスターストライクをコピーできるようになった。


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