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弱者は私が触れただけで恐怖に慄き、私の剣の前におじけずくだろう。
- Paras Mordeth、冒険家

シャドウナイトは悪の道を行く騎士である。行く手を阻む敵の心に 恐怖、憎しみ、絶望をもたらすをよしとする。

武芸に長けているのはもちろん、闇の魔法の扱いにも長けている。こうした魔法で能力を高め、敵の生命力を吸い取ることが可能だ。

シャドウナイトの最重要能力値は筋力である。シャドウナイトのパワーの最大値、そしてシャドウナイトが敵に与えるダメージは、この能力値に左右される。

概要[]

Shadowknight
  • 略称: SHD、SK
  • タイプ: クルセイダー(ファイター)
  • 属性: 悪
  • 主要能力: 筋力、知性
  • アーマー: プレート
  • 武器: 拳・弓でない遠隔武器を除くほぼすべて。左手に二刀流武器を持てない。
  • 盾: すべて
  • 主な呪文属性: 病気
  • ファイター共通アーツ: レスキュー(レベル25)
  • 特殊アーツ: ハームタッチ系、死んだふり(FD)、Evac(レベル44)

トレーナー[]

特徴[]

“シャドウナイトは、自らの野望を成就させるために邪悪な力を駆使する恐るべき暗黒の戦士だ。その行く手をさえぎる者には、恐怖と憎しみと絶望が必ずや降りかかるであろう。”

ウォーリアーと同じく、プレートメイルを身につけあらゆる近接戦用武器を使いこなす重装備のファイターでありながら邪悪な呪文に精通した邪神の使徒。 攻撃と防御の両面にわたって多数のコンバットアーツと呪文を使いこなし、タンクはもちろん、アタッカーとしての働きをすることもできる。個性的な呪文が多くバッファーでありデバッファーである側面も持つ。非常に多芸な職業で、研究し甲斐があるだろう。多芸の見返りとしてなのか、二刀流武器を左手に持つことができない。また遠隔武器は弓しか使えない。 レベル50で、エンカウンターの軽減力を大きく奪うという珍しいタイプのアーツを覚える。

攻撃[]

攻撃面を見ると、一発一発はさして重くないが、切れ目なくアーツを回転させるのに全く不自由しないぐらいのレパートリーがあり、手数でダメージを稼ぐことができる。これは他のクラスに比べると珍しいと言える。さらに、レベルが上がると短時間出現する一時ペット、古代スペルなどでさらに手数を増やせる。なおDoTがやや多い。

シャドウナイトの攻撃を語る上で外せないのは必殺のハームタッチ系アーツ。5分に1発だけだが、その威力は同レベルのウィザードやアサシン以上。連発できないのでここ一番というところ以外では使えないが、落とせない戦いで勝利の鍵になってくれるだろう。

防御[]

防御面で特筆するべきはリアクティブヒール。クレリックのものを控えめにしたような性能だがヒールはヒールであるし、攻撃してきた敵に手傷を負わせる効果もついている。

他にも、ダメージを与えると同時に自分をヒールする、攻撃のProcにHP吸収を付加するなどのアーツを複数持ち、攻防一体のヒールができる。特にProcヒールは自己バフとグループバフの2つを持ち、両方同時に判定がされる。こうして殴れば殴るほど勝手に癒えて行く。悪は戦場に安らぎを見出すのだ。

AE[]

闇の力は弱者をいたぶるのに大変効率よく働く。DoTではあるが総ダメージの多いAEを多く持っており、1対1の正々堂々とした戦いをするより、頭数の多いエンカウンターや、名前が緑色になるぐらいの格下を何匹も連れてきてAE連発で薙ぎ払うほうが実用上も向いている。ファイターの頑丈さでこんな無茶ができるので気持ちよく弱い者いじめが出来るだろう。まさにEQ2の暗黒面である。

戦略的撤退[]

AEごっこをしていて、ちょっとはしゃぎすぎてどうしようもなくなったら「死んだふり」(FD)。Mobに死んだと思わせ、ヘイトをクリアできる。ただしブロウラー2職と違い、再使用までの時間が5分と長い。気をつけよう。 シャドウナイトは自分以外の仲間にFDをかけることもできるので、ヘイトを集めすぎた様子の仲間がいたらかけてあげよう。 もっとダメならEvacで逃げてしまおう。悪はしぶとくなければならない。

ついでに、ファンスペルとして10%だけ足が速くなる黒馬が呼べる。パッチでずいぶん貧相な馬になってしまったが徒歩よりは早いし、貧乏でも騎士としての格好はつくので利用しよう。

グループ[]

グループを組んだ場合もできる仕事が多い。

まずMTができる。リアクティブヒールやAEはヘイトを集めるのにも優秀だ。バーサーカーと同程度、攻撃してきた相手のヘイトを上げるアーツもある。AEはDoTなので、エンチャンターが寝かそうとしている場合は切るなり控えるなりすればよい。

STとしてならリアクティブヒール、軽減力や回避率譲渡バフでMTをガードし、跳ねたMobをキープする用がなくなったらFDするという理想的な働きができる。

まとめ[]

欠点などないかのようなシャドウナイトだが、長所はそのまま短所になり得る。つまり、特徴の多さが欠点である。攻撃面でも手数で勝負と書いたが、シャドウナイトという職業全体に関してこれを言うことができる。これだけ多様性ある特徴をフルに使って他職に比肩できるわけであり、使いこなせない特徴があればあるほど他職に見劣りしていく。元より「突出した能力」という言葉に縁のない職業であるため、上手くない立ち回りは非常に目立ってしまう。悪は計算高く戦わなければならない!


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