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「エルダイトの精神は、魔法の技の会得と、神秘の力を操ることにかけて、無類の才能を発揮する。他の卑小な種族など比べ物にならない」 ―アーケイン・サイエンティストの蔵書管理人、Zadder

ヒューマンから分かれた種族ではあるが、エルダイトは知能において劣るこの祖先と関わりをもつことを極力避けている。彼らの文化は、古代の知識や神秘の力を蓄積することに力を注ぐ。

概要編集

Erudite-m.png Erudite-w.png

ステータス編集

筋力 敏捷性 スタミナ 知性 英知
12 18 15 30 25

レジスト修正編集

冷気 炎熱 病気 魔法 神聖 精神
+2% +2% - - +5% - +5%

固有の能力編集

初期取得

名前 詳細 効果
オーラ・センス 魔法の存在が輝いて見える 持続2時間、キャスト瞬時、再使用2秒
落ちるも雅 落下速度を下げる(騎乗時無効) キャンセルまで持続、キャスト2秒、再使用10秒
エクスペリアメンタル・エアポケット 水中で呼吸可能になる キャンセルまで持続、キャスト瞬時、再使用瞬時
ウルテランスカラー 非戦闘時にフレンドのもとに瞬間移動させる キャスト10秒、再使用12時間

種族の知恵編集

キャラクターレベル 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80でそれぞれ1つ選択。

分類 名前 詳細 効果
プール エンハンスド・インテレクト 最大パワー+3% 永続
仮想の改良 戦闘中のパワー回復量上昇 永続
レジスト エレメンタル・マスタリー 全エレメンタルダメージ耐性上昇 永続
魔法防御術 全アーケインダメージ耐性上昇 永続
戦闘 注視 ミニストレーションと防御スキル+5 永続
精神ドミネーション 支配と破壊スキル+5 永続
仮想の改良 ヒール量と呪文ダメージ上昇 永続
怒涛の詠唱 呪文詠唱時間-2% 永続
生産スキル エクスペリメンタル・テクニック 成功率+2% 永続
ヴェリファイド・ハイポセシーズ 耐久性+2(ラウンド毎) 永続
学術研究 セイジの耐久性+2(ラウンド毎) 永続
化学博士 化学(アルケミスト)スキル+5 永続
ハイポセチカル・エクスペリメンテーション ティンカラーのパワーコスト-10% 永続
能力値 セイジの知 知性上昇 永続
知識の探求 英知上昇 永続
非戦闘 訓練テクニック 騎乗時速度+5% 永続
アスセティック・ディシプリン 生産品飲料の効果+20% 永続
オプティマム・ドーセジ 生産品ポーションの効果+20% 永続
メディタティブ・コンテンプレーション 非戦闘中のパワー回復速度上昇 永続

特徴編集

ヒューマンの血が流れるエルダイトは、ヒューマンの多くの特徴を備えている。彼らは知識と知恵を追求することに生涯を捧げる。そのため、ヒューマンと比較してやや華奢である。それは、時代遅れの肉体労働を嫌っているためでもあるのだ。秘術を習得することを追及していた初期の頃と比べ、彼らは一層変わってきている。体格はさらに細くなったが、しかし明らかに筋肉をつけ始めているのだ。ルーンのタトゥーを刺青することを始め、肌に宝玉を埋め込む者さえいる。

エルダイトの身長は標準的なヒューマンから、長身のヒューマンより若干高い程度。体重は華奢な外見の通りで、110から120ポンド(50kg前後)。灰褐色の肌は、他のどの人間型種族とも似ていない。髪の生えている者は滅多におらず、一般的に被り物を持つ。毛髪の色は明るいブラウンからブラック。

エルダイトは稀少な絹の着物や、その他の貴重な衣服を好む。宝石が散りばめられた金属製の頭輪が飾られたフードは、広く着用されている。不思議なシンボルが刺繍された服を着て、重厚な鎧を身に着けることを避けることから、魔術と内なる力を駆使するエルダイトが自らの技に自信を持っていることが窺い知れる。

底知れぬ知性の高さから、エルダイトは卓越したメイジとなる。またその英知によって、プリーストの道を進む者も多い。 根源の力への強い関心により、彼らはクルセイダーとしても優れる。また、比較的細い肉体にもかかわらず、ブロウラーの修業をも積む。スカウトの役割など下等と思っているが、音楽に知的な清らかさを抱き、腕利きのバードとなるエルダイトもいる。

背景 編集

エルダイトは生来、冷淡でよそよそしい。世界を震撼させた大破壊が起きた地といえど、彼らの殆どは孤島オーダスを去ることを望まなかった。人間の街に逃れた者は二派に分けられる。クェリアスを崇拝し天啓を深く信じる善のエルダイトは、ケイノスへ。自らの身を守ることに多くの関心を抱く邪なエルダイトは、フリーポートへと渡った。

いずれにしてもエルダイトは他の全ての種族を下等と見なし、それを口にすることに躊躇うことはない。ケラに対してはそれが顕著で、エルダイトは彼らをただの動物としか見ていない。

エリート意識の高いエルダイトの社会は、他種族の追撃によってしばしば孤立したことがあった。彼らは自分達の知性を至高のものと見なしており、たとえ誤りが発覚しても、それを認めることは殆どない。戦いの中でも落ち着き冷静でいる。呪文詠唱や戦闘演習時に過剰な演出を施し、彼らの信じる至高の術を振るってすこしやり過ぎてしまうエルダイトも多い。善であれ悪であれ、他の種族がエルダイトの心を真に開くことは難しい。共に困難と危険に立ち向かい、いくつもの冒険を重ねてきた者との間であれば、エルダイトが他の種族の仲間となることもある。

エルダイトはヒューマンの子孫であるにもかかわらず、知性の劣る先祖と結び付けられることを嫌う。はるか昔、アントニカ大陸を去りオーダス大陸の海岸に流れ着いたのが、偉大なる魔術師エルド(Erud)の信奉者達であった。知識と文明の要塞であるエルディンが築かれたのが、そのオーダスなのである。

人の手によるものとも思えないほど荘厳で美しいエルディンには、白大理石の巨大な塔が並び立っていた。このハイ・マン(High Man)の街が建造されて数年後、とあるエルダイトの一派が、ダークエルフの知識から得た死霊術(necromancy)を研究するようになっていた。異端派の烙印を押され追放された彼らは戦ったが、それがオーダスにおけるかの内戦の発端だった。戦いに加わった多くの者が魔法の力で犠牲となり、最終決戦においては、地底公爵の領域に到達するかと思えるほどの大穴(Hole)が地面に空いてしまったのだった。

戦いを続けて被る代償を鑑み、異端派はホール(Hole)近くに街を築き上げた。異端派の街ペイニールの様式はエルディンのように洗練されているが、より暗色の石が用いられていた。

大破砕を遡ること数世紀、エルダイトは外界から徐々に隔絶されていった。ケイノスの同士と決別することで、思想の純化をより確かなものとするために。その間、遥か高等の魔力を手中に収めるため、エルダイトは高度魔術研究期に入っていた。そして宇宙の根本に秘められた神秘の力を引き出すこの修業により、エルダイトの肉体は再生成されていた。こうして、ヒューマンとは似ても似つかぬ外見となったのだった。

灰色の肌に光を放つルーンが刻まれ、他種族が目を潜めるほどの、超自然的とも言える容姿に拍車をかける。容姿を変貌させるほどの偉大な力に触れたのなら、目に見えない部分ではどれだけの変化があったのだろうか。

異端派の背景編集

エルダイトは問題を抱えていた。闇に堕ちた魔術、死霊術(Necromancy)に一部の者が手を染め始めたのだった。道を誤った彼らは異端派(Heretic)の烙印を押され、エルディンの街から追放された。後の戦争で巨大な魔力が暴発した。その最後の戦いにおいて、地面が引き剥がされ、破壊された地中深くにクレーターが残った。こうして生まれた大穴は、ホールと呼ばれた。

エルダイトも異端派も、彼らが解き放った破壊力に驚愕し、狼狽した。クレーターにより寸断され、また想像を超える被害を受けたことで両陣営は共に撤退した。エルダイトは彼らの故郷へ帰還し、異端派はホール創造と共に掘られた洞穴に身を潜めた。多数の戦死者を出した異端派は密かに研究を続け、徐々にエルダイトの記憶から消えていった。忘れ去られてしまっていたとしても、異端派が活動していなかったわけではない。ホールの脇に秘密裏にペイニールの町を築いていたのだった。彼らは幾年にも渡って暗黒術の鍛錬を積み、技を極めていった。

彼らはホールの地下に広がる通路に探索の手を広げた。生ける石の扉を発見したのは、その探索の中でのことだった。この伝説の遺物はブレル・セリリスにより造られたもので、ノーラスの下に広がる地底の界(Plane of Underfoot)への入り口を封印するものである。彼の創造物がノーラスへ送り込まれるのは、この入り口を通じてだった。ノーラスに自らの創造物の種を蒔き終わると、この生ける石の扉を置いたのだった。魔力で形成されたこの扉は自身を修復する力を持ち、地底の界から凶悪な魔物がノーラスに迷い込むのを防いでいる。

その扉が発見されると、異端派はその力を利用するための実験を開始した。しかし、彼らが実験に失敗し扉が破損したのは必然だった。扉の力は弱まり、地底の界からノーラスへ魔物が出現するようになってしまった。彼らの襲撃ははじめ微々たるものだったが、ついに群れが押し寄せることとなった。アースエレメンタルの大群が大地の帝王イェール(Yael)に率いられ、扉を抜けてペイニールの隠された町を襲撃したのだった。

異端派の形勢は不利だった。包囲されると、民の多くが町の背後の通路を通って地上まで撤退した。ダーク・トルゥース(Dark Truth)のダータイン(Dartain)に率いられた一派は最後まで残って扉の修復方法を探していた。そして、この英雄達はハッチを造り出すことに成功した。これが扉に取り付けられたなら、異端派により付けられた傷を修復し地底の界へ続く道を塞ぐことだろう。こうして、その一団はホールの最深部へと向かった。強力な魔法を駆使しながら、彼らは密かに扉を目指した。ハッチを取り付ける間、一団はイェールの兵に襲撃されてしまった。ノーラス側にいた者達はまもなく倒されてしまったが、地底へ逃げ込んだダータインだけは生き延びることができた。イェールとその兵らはハッチを取り去ることができなかったが、扉を通り抜ける道が一つ残されていた。状況が落ち着くまで身を隠していたダータインは、ついに最後の道を使って元の世界へ戻ろうとした。その道は、地底の界側より作り出されたものだったという点で、彼には運が味方していた。イェールの配下は、自らの界からの攻撃を想定しておらず、ノーラス側を守るだけだったからである。しかしダータインの運もそこまでだった。儀式を開始することはできたものの、これを完了させるためにはノーラス側へ戻ることができなかったのだった。そして地底の界側から呪文を詠唱したため、彼は自身をその場に閉じ込めた。ダータインのその後については知られていない。

イェールの軍は地上の生物には深い興味を示さず、ペイニールの遺跡とホールの周辺を住処とした。そして彼らの新たな国を訪れるものには牙をむいた。

逃げ延びた異端派は、地上ではエルディン、地下ではイェールの脅威を受けながら、ホールの上辺に新たな地を捜し求めた。身を隠すのに相応しい場を探し当て、彼らは新たな故郷を築き上げた。失われた町を記憶に留めるため、ここにペイニールの名が冠せられた。今となっては凶悪なエレメンタルの怒り渦巻く旧ペイニール(古ペイニール)は忌避されるが、忘れ去られてはいない。しかし、古ペイニールに埋もれた古代の知識を求め、物好きなダーク・トルゥースの探索者(異端派は好んでこう自称する)が、時に深部を襲撃することもあった。

名前編集

エルダイトの姓は通常長く滑らかである。音の和音が美しい。エルダイトが和音や芸術を好むことは名前の中にも現れている。エルダイトで多く見られる姓は、LyssyrissolやEllonialis。外部のものと同じ姓を持つエルダイトは稀で、彼らの都市の中でそれらを使うことさえ滅多にない。魔法が込められた詩的な姓の多くは、姓を呼ばれることで魔法が発動する。

殆どの場合エルダイトが使用するのは名のみである。彼らの名は姓より短く、他の種族にも馴染み易い。エルダイトの名の音節が2個か3個を超えることは稀。その名の多くは、ヒューマンのものに由来している。Akila, Baraka, Azharなどがエルダイトの社会で一般的な名である。また、偉大な賢者の名にちなむこともある。これからも永遠に、その名前一つで伝えられるであろう賢者のことである。名が変えられることもあり、名づけた者によって意味が異なる。また、偉大な賢者が著したという古代の原典が参考にされることが多い。伝説のエルダイト、アル・カバー(Al'Kabor)、ウズン(Uzun)そしてエルド(Erud)などである。

同じ姓を持つエルダイトは少なく、姓と名を両方持っているように見えて実は非常に長い名が切り離されたものだった、ということもあるだろう。他の種族はそれを姓と名と思って間違える。つまり、Uzun Lyssyrissolという姓名は、実は一つの名が切り離されただけだった、ということもある。

エルダイトに相応しい名前は現実世界のアラビア風である。

信仰編集

エルダイトは“穏やかなるもの”クェリアスを信仰している。その教義である精神的な平穏というものが、知識を追い求める際に必要とされるからである。古代のパラディン教団、深海騎士団(Deepwater Knights)はプレクサスを信奉し、大洋の興りをまもなく神が訪れる予兆と考えている。

ペイニールの異端派はカジック・シュールを崇拝し、恐怖の力を下等生物の支配手段として用いている。

クレジット編集

  • 原文:SoE と EQ2 Roleplayers' Union
  • 翻訳:EQI


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